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面接でブラック企業を見分けたい。そんな時役立つ10のポイント

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就職活動をしていると「この会社はブラック企業じゃないか?」って心配になるときがあります。

僕も転職経験があって、そのうちのひとつはつぶれかかってリストラするような会社でした。つぶれないまでも「こんなんブラックやろ」と思うような会社もありました。おかげでなんとなく危ない会社の傾向も分かって来るようになりましたね。

あまり嬉しい経験ではないですが。

最終的には入ってみないと分からないことも多いです。でも、できるだけ入る前に危ない会社は避けたいです。

そこで面接の場面で危ない会社を見分ける方法をお話します。

目次

面接でのブラック企業の見分け方

面接官が自己紹介しない

面接官が自分の名前や肩書きを言わないのは危険です。
詳細な自己紹介があるわけではありません。でも最低限の説明。例えば、自分の名前、役職や何をする立場の人なのか(部長、課長、面接を担当します等)を言わないのはおかしいです。

面接者のあつかいがおろそかになっている証拠だからです。面接をいい加減にしているのは面接回数が多くて時間をさいてられない。惰性でやってることが考えられます。

面接を多くなるのはやめる人が多くて人手が足りない状態が続いてるからです。

 

履歴書・職務経歴書をろくにみない

試験を受ける側は履歴書・職務経歴書を出します。
普通は会社はその書類をもとに面接する人を選んで面接を行います。面接の場でも履歴書・職務履歴書と比べなら面接が進むことが多いです。

でも履歴書や書類をまったく見ずに関係のない話をしている面接官もいます。
つまりあなたの過去には興味がない誰でもいいということです。

普通はどのような人なのか気になります。会社にとって履歴書や職務経歴書はあなたを知る大切な資料になるはずです。その資料の扱いがいいかげんなところは働いてくれるなら「誰でもいい」と思っているからです。

会社によっては面接官が紙に何か書き込みながらやってるところもあります。
それは会社なりの基準を持って面接をしている可能性が高いですから気にすることはありません。むしろ熱心に面接をしているといえます。

たいした内容でなかったのに内定してる

面接中に雑談が多かったり仕事のことやあなたに対する質問が少ないのに。内定してることがあります。

これば面接は形だけでしてるからです。やはり人手が不足していてすぐにでも人が欲しいのです。

 

その場で内定を出す

普通は面接をしたあと社内で検討が行われて1~2週間後に返事がきます。
でもその場で内定が出ることがあります

確かにスピード感を持って仕事をしている企業は決定が早いことがあります。でも企業だってお金を払って人を雇うのです。人選は慎重になって当たり前です。

その場で内定が出るのはよほど人手に困ってるか、働ける人間なら誰でもいいということです。

 

内定の承諾をせかす

その場で内定がでるときに入社の決断を迫られることがあります。

内定は社員になったという証ではありません。内定をもらった側は断ることができます。
でもブラックな企業はすぐにでも働き手が欲しいと思ってます。

でも時間をかけるとあなたがその会社の悪い噂を聞いて内定を辞退する可能性が増えます。会社はそれを心配するのです。

考える時間を与えないのは詐欺がよくやる手口です。

「内定を出したのだからすぐに社員になると決めてもらわないと困る」と言い出します。
書類にサインを求めてきます。サインしてしまえば、あなたはもう会社の人間です。

「その場でサインをしないと内定は出さない」というかもしれません。そんな会社はブラック企業確定です。喜んで断りましょう

たとえその場でどんなに罵倒されたり脅されても絶対サインをしてはいけません。

 

面接官の表情が悪い

面接官が明らかに疲れてそうだったら過労の危険があります。
目の下にクマがあったり目が充血していたり。
眠たそうにしていたら働きすぎて十分に休養がとれていない可能性があります。

そういう会社は他の社員も同じように疲れてる可能性が高いです。

 

面接官の態度が悪い

あなたに興味がなく適当に返事していたり。偉そうな態度をとったりしていたらそんな会社は危ないです。

会社の戦力になる人材を選ぶ面接をいい加減にしている可能性が高いです。また、そのような会社は入社してもこき使われる可能性が高いです。
「労働者なら誰でもいい」ということですし、社員に対する待遇も悪いと考えられます。

 

労働条件について過剰な説得をする

会社が事前に会社の現状について説明することがあります。
残業が多いとか、転勤が多いとか、休日出勤が多い等など。

入社して「こんなはずではなかった」と辞められることを防ぐため。あらかじめ会社の現状をあなたに知ってほしい。それでもよければ働いてもらたいと考えているからです。それ自体は悪いことではありません。

でも、中には説明ではなく、
しつこく説得する会社もあります。
うちの業界ではこうだから、今の世の中こうだから。
といって長時間残業、休日出勤が当たり前の様に言います。
社会人経験の浅い人ならその場でそういうものかと納得してしまいそうです。

会社の悪い部分を聞かされたからと言って直ちに悪い会社とは限りません。
でもそれが社会の常識といわんばかりの態度や、長時間労働、休日出勤を強制するような会社は危ない会社だといえます。

 

いいことしか言わない

面接の間中あなたに不快な思いをさせることなくいいことしか言わない面接官もいます。

あなたにいい印象を持ってもらって、会社に来て欲しいからです。
それだけ人手に困ってるのです。

会社はいいことばかりではありません。
お金をもらって働くのです。
厳しいこと、つらいこともあります。ブラック企業でなくても会社勤めは大変なものです。

僕も新卒で入社当時、総務担当部長から「会社は遊園地じゃない、楽しいことばかりじゃないんだよ」と言われました。確かにその通りでした。会社とは厳しいところです。

その会社は待遇面ではブラックではありません。普通の会社でした。むしろいまどきの企業に比べれば社員に優しいとくらいです。リーマンショックで潰れそうになったので希望退職に応じましたが。

中途採用なら厳しいことも言われるでしょう。即戦力を求めているのです。それでもうちでやっていけるのかと聞かれることもあります。

でもそれをまったく言わない、いいことしか言わないのはむしろ怪しいと考えましょう。

 

会社のビデオを見せられる

面接の前に強制的に会社のビデオ・DVDを見せられることもあります。
待ち時間の暇つぶしに流してるのとは違います。

成功体験や会社のいい部分だけを集めたPRビデオを見せられます。それを見た人はその会社に対するイメージがよくなります。こんな会社で働きたいという気にさせるのです。

面接は会社があなたをふるい落とす場所です。

でも会社に入りたいという気分を高めるという事は、それだけ人手が不足していて誰でもいいから来て欲しいということです。

 

まとめ・事前の準備が大切

面接でブラック企業を判断するための方法をいくつか紹介しましたが。全てが当てはまるというものでもありません。

面接はよくなかったけど、入ってみたら意外とよかった会社はありますし。一部だけしかあてはまらないけど入ってみたら酷かったという会社もあります。

向こうもプロなので面接でボロが出ないようにだんだん巧妙になっています。

また、中小企業ならブラックでなくても本当に募集が少なくて困っているところも多いです。

一番いいのは実際に働いてる人の意見を聞くこと。そこで利用したいのが口コミサイト。

でもネット上にあふれている投降サイトは誰でも投降できるので信憑性は低いです。
それなら転職者や転職希望者が利用している転職サービスの情報を利用するのです。

関連記事:企業の口コミが見られる転職サービス

 

転職を成功させるには十分な情報収集が大切です。
無料で登録できるので就職活動のひとつとして利用してみるのもいいですね。

もちろん口コミも全てが信用できるわけではありません。こういうこともあるんだなと、参考にする程度でいいです。

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